研究課題/領域番号 |
23654124
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
冨田 知志 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 助教 (90360594)
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研究分担者 |
三俣 千春 物質・材料研究機構, その他部局等, その他 (70600542)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | メタマテリアル / 強磁性金属 / スピン波 / 磁気共鳴 / ギルバート緩和定数 / スピントルク発振 / カイラリティ / 応力誘起自己巻き上げ / メタ分子 / 強磁性体 / カイラル構造 / スピン流 / ギルバート減衰係数 / ナノ磁性体 / 磁性ナノコンポジット / スピン波共鳴 / ギルバート減衰定数 / LLG方程式 / スピントロニクス |
研究概要 |
相互作用する磁性ナノ粒子集合体から成るスピン波メタマテリアルでの、磁気モーメントの歳差運動の解析的モデルを構築し、ギルバート減衰定数の制御が構造制御を通じて可能であることを明らかにした。またスピン波メタマテリアルでのスピントルク発振における、巨視的な減衰定数の解析的な方程式を導いた。有効減衰定数がスピン流に線形に依存する一方、スピントルク発振周波数は注入されたスピン流に影響をうけないことを明らかにした。さらに強磁性金属のミクロンサイズのカイラル構造を作製し、特徴的な電子スピン共鳴信号の観測に成功した。本研究はスピン波を介してメタマテリアルとスピントロニクスを融合させる道を拓いた。
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