研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,LSIの故障解析手法として,加工用AFMカンチレバーを用いた多重配線層の単一層除去加工法の可能性を検討した.具体的には,切れ刃先端形状や剛性の異なる加工用カンチレバーを用いてLSI表面の除去加工を行い,薄層除去加工特性を調査した.その結果,高剛性カンチレバーを使用することにより,3.0μm以上の加工深さが得られた.また,荷重制御により積層された任意の配線層の表出・観察が可能となり,従来のエッチングや研磨による異常部表出法に比べて信頼性の高い故障解析が可能となった.
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