研究課題/領域番号 |
23657085
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
平山 順 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 准教授 (90510363)
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研究期間 (年度) |
2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 概日リズム / DAXX / クロマチン / BMAL1,ヒストン / シャペロン / 時計蛋白質 / BMAL1 / ヒストン |
研究概要 |
クロマチンはコアヒストン各2分子と約147bpのDNAから構成されるヌクレオソームを基本単位とする。この機能はヒストンの化学修飾を介して調節されるが、この過程はクロマチンリモデリングと呼ばれる。また、コアヒストンをヌクレオソームに組みいれる過程はDepositionとよばれ、ヒストンシャペロンにより調節される。概日リズムは生体の生理機能の周期を外環境に適応させ恒常性を維持する生命現象であり分子時計と呼ばれる転写機構により制御されているが、特にBMAL1は分子時計の重要な制御因子である。一方細胞死制御因子DAXXは近年DAXXが新規のヒストンH3. 3のシャペロンとして機能することが報告されている。研究代表者はDAXXを新規のBMAL1結合因子として同定しており、本研究は特にChIP解析を用いて、分子時計により制御される遺伝子のプロモーター上に時間依存的にヒストンH3. 3がDepositionされることを見出した。さらに、研究代表者はこのヒストンH3. 3のDepositionとDAXX:BMAL1複合体形成が同じタイミングで観察されることを見出した。これらの知見は、DAXX:BMAL1複合体が時間依存的にヒストンH3. 3を分子時計の標的遺伝子のプロモーター上にDepositionすることで、転写を調節することを示唆している。
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