研究課題/領域番号 |
23657117
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
飯田 直子 国立遺伝学研究所, 生命情報研究センター, 特任研究員 (40360557)
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連携研究者 |
飯田 哲史 国立遺伝学研究所, 細胞遺伝研究系, 助教 (60391851)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | RNAi / Ago / 細胞周期制御 / Ptr1 / 細胞周期チェックポイント / Ago1 / Arb2化 / タンパク質修飾 |
研究概要 |
RNAi 機構において中心的役割を持つArgonaute タンパク質(Ago) は染色体のヘテロクロマチン構造や細胞機能を制御している。我々は細胞周期制御でのAgo の機能を調べるため、分裂酵母を用いて研究を行った。新規Ago1 複合体形成因子として HECT 型ユビキチンE3 リガーゼ(Ptr1)を同定し、Ago1 とPtr1 がヘテロクロマチン制御とは異なる機構で細胞周期を制御していることを見いだした。また、Ptr1 とAgo による細胞周期チェックポイント制御機構を明らかにするため、ptr1 変異株の温度感受性を抑圧する変異のスクリーニングを行い、約40個の変異体を得た。次世代シーケンサーを用いて効率的に変異点を同定することが出来た。これらの結果から、RNAi 因子とPtr1 がmTOR 経路を介し細胞 周期を制御している可能性を見いだした。
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