研究課題/領域番号 |
23658044
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用昆虫学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
比留間 潔 弘前大学, 農学生命科学部, 教授 (70374816)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 昆虫生理学 / 脱皮行動誘導ホルモン / 幼若ホルモン / 変態 / 行動 / 脱皮 |
研究概要 |
脱皮行動誘導ホルモン(Ecdysis Triggering Hormone, ETH)は、ecdysisを誘導するペプチドホルモンである。しかしETHは幼若ホルモン(JH)産生器官であるアラタ体でのJH合成を強く促進し、この作用は終齢脱皮の6時間前に最も強くみられ、これは終齢脱皮時のJH合成が盛んに行われる時期と一致していた。またこの時期のみにアラタ体でETH受容体が高発現していることを見いだし、この時期特異的なJH合成刺激作用はETH受容体発現の有無によることが示唆された。これらのことからETHがアラタ体を刺激して幼虫脱皮直前のJH合成のピークを生み出す要因の一つであることを明らかにした。
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