研究課題
挑戦的萌芽研究
各種NO産生抑制化合物をランダムに組合せてisobologramで判定した結果、クルクミン(CUR)とレスベラトロール(RES)が、相乗作用を示すことが判明した。同様に、CURとルテオリン(LUT)の間にも相乗作用が認められたが、LUTと同様のフラボン系NO産生抑制化合物である、クリシン(CHR)やアピゲニン(API)は、CURとの間に相乗作用を示さなかった。またWestern解析から、CURとLUT、およびCURとRESの間には、LPSによるiNOSタンパク質誘導抑制において増強効果が認められた。LUTはCHRやAPIとはB環のみが異なっており、B環のカテコール構造が相乗作用に関与しているものと示唆された。
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