研究課題/領域番号 |
23658136
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
岡田 康彦 独立行政法人森林総合研究所, 水土保全研究領域, 主任研究員 (50360376)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 崩壊 / 地すべり / 土石流 / 崩壊・地すべり・土石流 |
研究概要 |
国内最大級の荒砥沢地すべりで認められた、4度以下の超低勾配すべり面を300m もの長距離運動したすべり機構の解明を目指し、低温走査型電子顕微鏡(Cryo-SEM) を用いた土粒子構造調査を実施した。その結果、すべり面を形成したシルト岩中には円筒状や格子形状の粒子が多数確認された。一方、その上位に位置した凝灰岩には、これらは見当たらなかった。せん断に伴って特異な形状の粒子が破砕されることにより間隙圧が上昇し、地すべり長距離運動が生じる可能性を示唆する結果を得た。
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