研究課題/領域番号 |
23658213
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
畜産学・草地学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小林 泰男 北海道大学, 大学院・農学研究院, 教授 (50153648)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ルーメン / 繊維消化 / サプリメント / 細菌 / ブースター |
研究概要 |
稲わらに代表される難分解性繊維の消化に関わるルーメン細菌を賦活 化できる天然の易分解性繊維を見つけ出し、それを稲わらに少量補給することで繊維消化の起 爆剤(ブースター)とできるかどうかの仮説検証を行った。稲わらの消化を主導しているのは Fibrobacter succinogenes であり、供した補給繊維源のうち、この菌種を活性化したのはフジ 豆外皮およびヒヨコ豆外皮であると特定できた。また稲わら給与ヒツジへこれら外皮を 10%補 給することで、酸性デタージェント繊維の消化率が 3-6%向上した。以上より、豆外皮が反芻 家畜の繊維サプリメントとして活用できることが明らかとなった。
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