研究課題/領域番号 |
23659216
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
松岡 裕之 自治医科大学, 医学部, 教授 (10173816)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | がん細胞 / 転移抑制 / 唾液腺 / 凝固阻害 / ルシフェリン / ルシフェラーゼ / ヒルジン / アスピリン / マウスがん細胞 / in vivo imaging system / 転移 / 吸血動物 / 抗凝固物質 / 節足動物 / 生物資源 / 遺伝子導入 / 蚊 / 蛭 / 蛇毒 |
研究概要 |
マウスの結腸がん細胞(Colon26)を用いて,このがん細胞のマウスへの定着を抑制する物質を探した。マウス結腸がん細胞にはLuciferase 遺伝子を組込んでおり,マウス体内においてがん細胞が生存・増殖した場合,外部から基質(luciferin)を注入すると,専用のカメラにより捉えることができる。抑制物質の候補として,蚊の唾液腺,ヒルの唾液成分,ヒルのもつ抗凝固物質ヒルジン,ヘパリン,アスピリンなどを用いた。実験によっては腫瘍抑制傾向を認めたこともあったが,繰り返し実験を行なうと再現性がなかった。すなわち研究期間中に腫瘍抑制効果のある物質を見つけ出すことはできなかった。
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