研究課題
挑戦的萌芽研究
細菌感染の制御には宿主免疫応答が非常に重要な役割を担っている。一方で、種々の細菌、特に持続感染する細菌には様々な免疫制御機構が存在すると考えられている。そこで、本研究では、細菌による抑制化レセプターを介した新たな免疫逃避機構を研究した。その結果、抑制化レセプターの一つである PILR のリガンドが一部の黄色ブドウ球菌に発現していることが明らかになった。さらに、抑制化レセプターと高い相同性を示す活性化レセプターの中に細菌を認識するレセプターが存在することが判明した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 1件) 備考 (3件)
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