研究課題/領域番号 |
23659334
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
錫谷 達夫 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (40196895)
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研究分担者 |
鳥羽 衛 福島県立医科大学, 医学部, 助教 (20443864)
佐藤 友香 福島県立医科大学, 医学部, 助教 (70583623)
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連携研究者 |
福島 哲仁 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (90208942)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 食品衛生 / 細菌性食中毒 / 細菌学 / 生きているが培養できない菌 / 食中毒 |
研究成果の概要 |
大腸菌を滅菌蒸留水に浮遊させ、4℃または20℃で静置した。この菌液中の生菌数を継時的にコロニー形成単位(cfu)として計測したところ、培養に固形培地を用いると4℃では120~160日、20℃では210~230日で生菌は検出されなくなった。しかし、この菌液を液体培地で培養すると更に30~40日程度生菌を検出できたことから、固形培地での生きているが培養できない菌(VBNC)の判定は適切ではないことが分かった。次に液体培地でも生菌を検出できなくなった菌液をマウスに経口投与した。マウス6匹中2匹の便から、培養できる状態に戻った菌を検出できた。以上の結果は真に大腸菌がVBNCになることを示すものである。
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