研究課題/領域番号 |
23659844
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小池 薫 京都大学, 医学研究科, 教授 (10267164)
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研究分担者 |
鈴木 崇生 京都大学, 医学研究科, 講師 (40328810)
上田 敬太 京都大学, 医学研究科, 助教 (60573079)
西山 慶 京都大学, 医学研究科, 講師 (90447970)
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研究期間 (年度) |
2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 外傷外科学 / 軽度外傷性脳損傷 / 高次脳機能 / CT / MRI |
研究概要 |
本研究では、軽度外傷性頭部外傷(MTBI)後に生じる高次脳機能障害に対し、世界で初めて多施設コホート研究を行った。急性期・慢性期の双方において、代表的な高次脳機能であるMMSEに比して、TMT-A、TMT-B、三宅式記銘力検査では異常所見を認めるケースが多かった。また、急性期頭部CTでは20%のみに異常所見を認めるのみで、CTでの異常所見の有無と高次脳機能に相関は認められなかった。本研究より、MTBI後の脳機能評価を行うためにはMMSEおよび頭部CTのみでは不十分な可能性が示唆され、他の高次脳機能検査やMRI撮影を行って行く必要があると考えられた。
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