研究課題/領域番号 |
23659942
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
日比 英晴 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90345885)
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研究分担者 |
上田 実 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (00151803)
山本 朗仁 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (50244083)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 再生医学 / 細胞・組織 / 移植・再生医療 / 再生医療 / 歯学 |
研究概要 |
悪性腫瘍の外科的対処として,切除した骨に液体窒素凍結などにより細胞破壊処理を加え,これを再植する方法がある.この生着率改善のため培養細胞利用の有用性について検討した.実験にはラットを用い,手術部位は下顎骨の顎角部に設定した.骨片をリン酸緩衝液(対照群),骨髄間質細胞懸濁液(実験群1),細胞培養上清液(実験群2)の各に浸漬処理し再植した.再植骨内の生細胞数の比率は術後2,4週とも対照群と比べ実験群2では有意に高かった.再植骨は術後2,4週で経時的に周囲から吸収が進み,実験群2ではさらに骨形成が認められた.細胞培養上清は細胞破壊処理骨の生着率を改善するうえで有用であることが示唆された.
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