研究課題
若手研究(B)
マウス小脳辺縁系神経回路を構成する橋核神経細胞において、その軸索投射の標的細胞である小脳顆粒細胞の存在下で発現が変動する転写因子群を同定した。そして、それらの中で複数の転写因子が軸索伸展抑制作用あるいはシナプス形成促進作用を示すことを明らかにした。本研究結果から、橋核神経細胞の軸索伸展期からシナプス形成期へのスムーズな移行が標的細胞由来のシグナルによって発現誘導された特定の転写因子群によって制御されている可能性が示唆された。
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Journal of Neuroscience
巻: 32 号: 36 ページ: 12543-12557
10.1523/jneurosci.5803-11.2012