研究課題
若手研究(B)
生体外部から細胞移植を行う細胞治療において、その治療効果を調べるために、移植細胞の標的部位での経時的な増殖・分化状態を分子・細胞レベルで低侵襲的に診断するための手法が求められている。というのも、これまでのX線、PET、MRIなどの単一エネルギーの手段では、細胞の位置とその生理的状態など多次元情報を同時に取得することができず、効率的な治療を行うことができなかったからである。そこで本研究では、移植細胞を磁場や光により、細胞を低侵襲的に検出できるダイヤモンドナノ粒子プローブを開発することを目指した。その結果、生体分子と同程度の大きさの金担持磁性・蛍光ナノダイヤモンドを合成できた。
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J. Synchrotron Rad.
巻: 18 ページ: 747-752