研究概要 |
本研究では,能動義手使用者の基礎的な義手操作技能を評価する指標を作成した.作成した指標は,能動義手訓練が終了してADLが自立した前腕能動義手使用者6名を対象に実施し,臨床応用して検証した.開発した検査の妥当性は義手技能評価として国際標準化されたThe Southampton Hand Assessment Procedure (SHAP)を用いて検証した.SHAPの使用にあたり,原作者の許可を得てSHAP 日本語版を作成し,簡易上肢機能検査(STEF)を用いてSHAP 日本語版の妥当性の検証を行った.また, 日本人の値を収集し,英国の標準値との比較を行った.
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