研究課題
若手研究(B)
本研究は,食品成分であるチオヒダントインの抗酸化性ならびに調理加工への応用,生体内での動態解析をふまえたチオヒダントインの安定性を解明することを目的とした。測定原理の異なる3つの系で抗酸化試験を行った結果,チオヒダントインは抗酸化活性を有することが明らかになり,アミノ酸の側鎖構造に由来する部分構造により抗酸化性のメカニズムが異なることが示唆された。また,チオヒダントインは,酸性から弱アルカリ性で安定であり,高温,金属イオンの共存下でも比較的安定であることが示された。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
日本食品科学工学会誌
巻: 60 ページ: 117-124
巻: 60 号: 3 ページ: 117-124
10.3136/nskkk.60.117
10031163921