研究課題/領域番号 |
23710310
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
松田 正彦 立命館大学, 国際関係学部, 准教授 (60434693)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ミャンマー / ビルマ / サイクロン被災 / ナルギス / 農業開発 / 農村開発 / 開発援助 / 稲作 / 復興支援 / 国際協力 / NGO / サイクロン / 高潮 |
研究概要 |
本研究では2008年に起きたミャンマーのサイクロン災害を事例として期待通りに復興が進んでいない生業セクター(特に稲作農業)における被害把握や復興支援活動の一連のプロセスを農学や生態学の観点から検証し、復旧・復興が遅延したメカニズムの解明を試みた。被災地における現地調査や支援機関への聞き取り調査等を実施した。調査結果から、稲作の被害程度は必ずしも一般的な被害状況と一致せず、それが農業生態的な特徴の相違に起因すること、復興時の支援も通常時の農業開発の方向性に沿った内容となりがちであること、さらに農学・生態学的な地域情報の欠如が現地ニーズと支援との乖離の背景にある可能性があること等を明らかにした。
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