研究課題/領域番号 |
23720078
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 首都大学東京 (2013-2014) 静岡文化芸術大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
木下 千花 首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 准教授 (60589612)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 映画学 / ジェンダー / セクシュアリティ / 表象文化論 / 身体 / リプロダクティヴ・ライツ / 人工妊娠中絶 / 出産 / 映画 / 妊娠 / リプロダクティブ・ライツ / 視覚文化 / 国際情報交換 カナダ / エクスプロイテーション / 映画配給 / 国際研究者交流 / 検閲 / 日本映画 / 身体論 / 映画理論 |
研究成果の概要 |
映画を中心とした日本の視覚文化にける妊娠の表象を発掘し、法、政治、社会、医療をめぐる同時代の言説を参照して、身体に対する女性の自己決定権と女性嫌いを軸として分析した。1930年代後半における映画女優の堕胎スキャンダルと望まない妊娠を題材にしたメロドラマの流行、連合国占領下の優生保護法施行による事実上の妊娠中絶の合法化にともなって浮上した、妻の選択として中絶を捉える戦後民主主義的な映画群について、学会発表を行い、研究論文を出版した。1970年代の「胎児」の表象について北米の妊娠ホラーを題材に研究論文を発表し、現代日本の出産ドキュメンタリーについては上映会を開催し、単著に向けての地歩を築いた。
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