研究課題/領域番号 |
23730425
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
猪熊 浩子 東北大学, 大学院・経済学研究科, 准教授 (30596416)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 監査人の判断 / 国際財務報告基準 / IFRS / 原則主義 / 細則主義 / 監査判断 / 詳細主義 / 欧州 / 監査法人 |
研究概要 |
本研究では、細則主義(rule-based)に基づく会計基準から原則主義(principle-based)に基づく会計基準に変化したときに、監査人はどのように対応するのかという問題を取り上げ、そもそも原則主義の下で監査人はどのような行動をとるのかを欧州事例を対象に検討した。本研究で得られた結論としては、まず原則主義の下での監査人の行動を検討し、監査人が実際には何らかの基準・規範(会計基準、明示的・暗黙的規範、業界内の判断の拠り所)に依拠して行動することを実証分析により示している。次に、IFRSの導入により監査人の裁量が拡大し、監査人にとっての大きな負担になるという見方に対して、実際には監査人は何らかの基準・規範に依拠するために、IFRSの導入によっても、監査人が実際にその裁量を行使するわけではなく、監査人側が基準や規範を設定することでその責任の拡大を回避しようとすることを明らかにした。
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