研究課題
若手研究(B)
本研究では,小さな非可算基数に関する反映原理について,それらの無矛盾性,およびそれらと無限組み合わせ論・強制法公理・巨大基数公理との関係を調査し,以下のような成果を得た:(1) アレフ2に関するどのような反映原理から,どの程度の弱スクエア原理の否定が出るかを明らかにした.(2) アレフ2に関するいかなる定常性反映原理からも MA+ (sigma-closed) という強制法公理が導かれないことを示し,反映原理と定常性反映原理の差異を明確にした.(3) 構成可能性ユニヴァースLでは,定常性反映原理の階層と,記述不可能基数の階層に対応があることを証明した.
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 10件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (17件) (うち招待講演 8件) 備考 (3件)
Journal of the Institute of Mathematics of Jussieu
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Israel Journal of Mathematics
巻: (掲載決定)
http://www2.kobe-u.ac.jp/~hsakai/
http://researchmap.jp/hsakai/