研究課題/領域番号 |
23740143
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
天文学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
諸隈 智貴 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (10594674)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | 光学赤外線天文学 / 光赤外線観測 / 広視野探査 / 超新星 / 広視野カメラ / 木曽シュミット望遠鏡 / KWFC / すばる望遠鏡 / ショック・ブレイクアウト / 大規模探査 |
研究概要 |
木曽シュミット望遠鏡の広視野カメラKisoWideFieldCamera(KWFC)を用いて、1時間間隔という超高頻度で撮像観測を行うという超新星探査KisoSupernovaSurvey(KISS)を行った。超新星爆発の直後の現象であるショックブレイクアウトを可視光で初めて検出し、その光度曲線の理論モデルとの比較から、爆発前の親星の姿を明らかにするとともに、すばる望遠鏡等の大口径望遠鏡を用いて初期宇宙における星形成史を明らかにすることを目的としていた。本研究では、KISSにおいて必須であるKWFC用フィルター交換機構を完成させ、その後、2012年4月より探査を開始し、当初の見積の通り、超新星を約40天体発見し、国際天文学連合に新規超新星を7天体報告した。ショックブレイクアウトは検出できなかったが、観測直後の自動データ解析システムの確立、KWFC観測後のフォローアップ体制の整備を行うことができた。すばる望遠鏡の広視野カメラSuprime-Cam、HyperSuprime-Camによる遠方超新星ショックブレイクアウトの観測も予定していたが、望遠鏡・装置トラブルにより実行することができなかった。
|