研究課題
若手研究(B)
生物個体・集団が示す能動的揺らぎと応答の関係を解明することを目的とし,走光性を有するボルボックスを用いて,光刺激に対する応答と刺激がないときの揺らぎの関係について調べた。その結果,速度揺らぎの大きい集団ほど光刺激に対して大きな応答を示すことが分かった。本研究で得られた揺らぎと応答に関する様々な実験式や係数は,本研究で構築した系が生物集団の統計力学的性質を探るためのプロトタイプとして有用であることを示している。
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