研究課題/領域番号 |
23750028
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理化学
|
研究機関 | 放送大学 (2013) 分子科学研究所 (2011-2012) |
研究代表者 |
安池 智一 放送大学, 教養学部, 准教授 (10419856)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 電子状態理論 / 界面科学 / 光科学 / 開放系 / クラスター / 電子移動 / 電気化学 / 界面光分子科学 / 電子励起状態 / 電子寿命 / クラスターモデル / プラズモン / 電極反応 / 励起状態 / 共鳴状態 |
研究概要 |
近年特にその発展が顕著な界面光分子科学の理論研究に必要な方法論として,開放系クラスターモデルに基づいた第一原理電子状態計算の実行を可能とするプログラムを開発した。開放系クラスターモデルは,吸着分子近傍のモデルクラスターを開放系として扱うことにより,低コストで物理的に正しい結果を与える理論モデルである。 Cs/Cu(111)系の電子励起状態および光誘起ダイナミクスの問題に適用し,励起状態の帰属を正しく与えること,またフォノン系とは異なる光誘起ダイナミクスの励起機構が明らかとなった。さらに,グランドカノニカル系への拡張,誘電体モデルとの融合により,電気化学現象への適用も可能となった。
|