研究課題
若手研究(B)
本研究は,繊維強化樹脂(FRP)形材と鋼板を用いたハイブリッド構造物に対して,長期の経過観察を踏まえた構造実験と数値解析を通して,そのボルト摩擦接合部の耐力と設計用資料を蓄積することを目的としている。接合部のボルトに張力計測用ゲージを埋め込み,ボルト張力を軽鎖臆した結果から,長期の軸力変化特性とその低減方法・推定方法を明らかとした。また接合部材の引張試験より,滑り係数や耐力を明らかとし,鋼板に摩擦面処理(ブラスト処理)を施すことで鋼構造で基準とされている摩擦係数0.45を確保できることを明らかとした。さらにそれらの有限要素解析を行い実験シミュレーションを行った。
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日本建築学会構造工学論文集
巻: Vol.59B ページ: 93-99
日本建築学会 構造工学論文集
巻: 59B ページ: 93-99
Proceeding of The SAMPE Tech 2012 (SAMPE Tech 2012) (North Charleston, USA)
Proceeding of The SAMPE Tech 2012
巻: CD-ROM
http://www.tut.ac.jp/teach/main.php?mode=detail&article=656