研究課題/領域番号 |
23760535
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 東京工芸大学 |
研究代表者 |
岡田 玲 東京工芸大学, 工学(系)研究科, 研究員 (40514170)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | RTK-GPS / 都市建物群 / 広域ネットワーク型 / 応答観測システム / ヴァーチャル基準点 / GPS / 仮想基準局 / 風応答モニタリング |
研究概要 |
VRSデータの作成を行う際には複数の基準点のデータを使ってヴァーチャル(仮想的)な基準点のデータを作成するため、日本全国に設置してある国土地理院の電子基準点のデータを利用することは必要不可欠である。まずインフラを整備する必要があり、データ取得のための専用ソフトの作成を行った。必要となる計測点でのGPSアンテナと基準点GPSアンテナの距離によって、変位計測の精度が変化するため、計測点GPSアンテナに比較的近くに設置された複数の基準点GPSアンテナのデータを用いてヴァーチャルな基準点のデータを作る方法を用い、最適なVRSデータの作成方法を検討した。8台のGPSアンテナを都心部の中でも計測環境の良い地点に設置し、都心部の全範囲をVRSにより網羅できるように独自の基準点アンテナ網を構築した。それによってヴァーチャルな基準点データを作成し、その精度検証によりよい結果を得た。以上によりGPSを用いた変位応答計測精度の飛躍的な向上を達成した。
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