研究課題
若手研究(B)
高等植物の発生や成長において、さまざまな機能性蛋白質が細胞膜上で偏って分布し、重要な働きを担っている。クチクラの形成に関わる PEL1蛋白質は細胞膜上で外側の面に偏って局在しているが、その非対称局在に関わる制御因子は同定されていない。本研究ではPEL1蛋白質の局在制御に関わるメカニズムに関する知見を得ることを目標とし、PEL1-GFP 融合蛋白質を発現するシロイヌナズナを変異原処理し、変異体のスクリーニングを行った。その結果、クチクラの形成に異常を示し、かつPEL1-GFP の分布が野生型と異なる変異体を単離した。今後、得られた変異体を解析することで新規の制御因子が見つかると期待される。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
Plant Cell Physiol.
巻: 55 号: 4 ページ: 737-749
10.1093/pcp/pct196
PLOS Genetics
巻: 9
http://www.bio.sci.osaka-u.ac.jp/~hirokazu.tanaka/index.htm1