研究課題/領域番号 |
23770278
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
進化生物学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
沓掛 磨也子 独立行政法人産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 主任研究員 (90415703)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 社会性昆虫 / 兵隊アブラムシ / ゴール修復 / 体液凝固 / メラニン |
研究概要 |
本研究課題では、モンゼンイスアブラムシの兵隊幼虫が示す自己犠牲的なゴール修復行動に着目し、ゴール修復の分子基盤、および兵隊体内で特殊化した巨大顆粒細胞の機能と発生起源について明らかにする。この目的を達成するため、兵隊分泌液に存在する主要タンパク質成分の解析と、巨大顆粒細胞における網羅的な遺伝子発現解析をおこなった。その結果、巨大顆粒細胞で発現亢進する遺伝子として、メラニン合成、生体防御、脂質や糖の代謝に関わる遺伝子が多数同定され、ゴール修復に関与することが示唆された。
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