研究課題
若手研究(B)
脈翅目に属するニッポンクサカゲロウがえさ昆虫を捕食する際に利用している麻痺活性物質を単離精製し,その物質が生産される部位や時期に関して知見を得ることを目的とした.幼虫より採取した吐き戻し液から麻痺活性成分を精製し,主要な1成分にまで絞り込んだ.そのタンパク質のN末端アミノ酸配列および内部アミノ酸配列をもとにして縮重プライマーを作成し,クサカゲロウ幼虫から調製したcDNAを鋳型としてPCRによる増幅を試みた.その結果,いくつかのプライマーの組み合わせにより増幅するバンドが確認された.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)
Bioorg. Med. Chem.
巻: 20 (21) ページ: 6305-6312
Bioorganic and Medicinal Chemistry
巻: 20 号: 21 ページ: 3605-6312
10.1016/j.bmc.2012.09.007