研究課題
若手研究(B)
森林の土壌中の炭素の多くは、植物根と植物遺体由来の有機物および腐植の形態で存在し、そのモニタリングと温暖化などの気候変動への応答の解明は将来の森林環境を予測する上で非常に重要である。しかし、地中の炭素量や炭素動態に関係する形質情報を非破壊で推定する手法はまだない。本研究では地中を近赤外波長で画像撮影して非破壊で炭素情報を二次元的に計測する新しいシステムを構築した。従来の可視カラー画像の観察手法と異なり、近赤外波長の情報を利用することで、温暖化に伴う林分の根圏の形質変化を非破壊で検出することに成功した。
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植物科学の最前線BSJ-Review
巻: Vol. 3 ページ: 22-29
http://bsj.or.jp/saizensen/