研究課題/領域番号 |
23780155
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
阿部 晴恵 新潟大学, 自然科学系, 助教 (60462272)
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連携研究者 |
高橋 俊守 宇都宮大学, 農学部, 准教授 (20396815)
長谷川 雅美 東邦大学, 理学部, 教授 (40250162)
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研究協力者 |
吉川 徹朗 森林総合研究所, 森林植生研究室, 研究員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 三宅島 / 種子散布 / 鳥類 / 噴火 / 遺伝的多様性 / 外来種 / 遺伝マーカー |
研究概要 |
2000年から噴火活動が始まった伊豆諸島三宅島において、攪乱に対する耐性の高い種とそれらの相互作用系は、島嶼生態系の回復のための鍵を握る可能性がある。そこで本研究では、植物とその種子散布系に焦点をあて、構成種の把握とそれらの耐性の評価を行った。その結果、鳥類の糞の中に最も多く含まれていた種子はヒサカキであり、ヒサカキ結果木への訪問数が一番多い鳥類はメジロ(75%)であった。また、糞内のヒサカキ種子の遺伝的多様性は噴火の被害程度との相関はなかった。つまり、これらの種子散布系は噴火による耐性が高く、今後の自然回復において重要な系であることが考察された。
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