研究課題
若手研究(B)
性分化異常の発症原因となる性分化機構の検討を行った.性分化異常系統のマウスで同一遺伝背景から異なる表現型が生じる原因が,性分化関連因子の時空間特異的な性的二型性発現の破綻であることが示された.ターナーモザイク患者では,性分化関連遺伝子の発現が必ずしも左右で同じで無く,モザイク比率やタンパク質局在と一致しない遺伝子が存在した.加えて,培養条件下でのセルトリ細胞の特性維持には三次元構造および細胞接着の両方が必須で有ること,さらに発生中のニワトリ生殖腺ではGATA4がDMRT1の発現調節を行う事,DMRT1がミュラー管の退縮および生殖細胞の発生促進と減数分裂開始に関与することが明らかとなった.
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Poult. Sci.
巻: 93 号: 4 ページ: 953-958
10.3382/ps.2013-03672