研究課題/領域番号 |
23790473
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
瀬戸 真太郎 浜松医科大学, 医学部, 助教 (50383203)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 結核菌 / マクロファージ / オートファジー / イメージ解析 / プロテオミクス / 樹状細胞 |
研究概要 |
結核菌は典型的な細胞内寄生性細菌である。結核菌はヒトの肺に感染すると、肺胞マクロファージによって貪食されるが、貪食されたマクロファージ内で増殖することができる。この細胞内増殖能は結核菌によるファゴリソソーム形成阻害機構に依存していると言われている。これまでの研究では、Coronin 1a が、結核菌ファゴソームに局在することによって、ファゴリソソーム形成の阻害が行われていることが示されている。 Coronin-1a ノックアウトマウス由来マクロファージやノックダウンマクロファージにおいて、結核菌ファゴソームとリソソームの融合が促進されて、その結果、結核菌の増殖は阻害されることが示されている。しかし、Coronin-1aによる結核菌ファゴソームのファゴリソソーム形成阻害機構の詳細はいまだ明らかになっていない。 本研究において、Coronin-1a ノックダウンマクロファージに感染した結核菌ファゴソームにオートファゴソーム形成が行われていることを明らかにした。さらに、結核菌ファゴソームへのオートファゴソーム形成機構の解析を行った。
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