研究課題/領域番号 |
23790670
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
友杉 充宏 京都府立医科大学, 医学部, プロジェクト研究員 (60533429)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 癌 / microRNA / 予防法開発 / 細胞周期停止 / RB / 予防 / 治療 |
研究概要 |
既知の癌予防食品成分から microRNA の発現を調節している物質を見つけるため、RB 失活癌細胞に対して G1 期における細胞周期停止を促す物質の探索を行った。その結果、フラボンを見いだした。フラボンは RB 非依存的に G1 期における細胞周期停止を誘導した。 そのメカニズムとして、RB ファミリーである p130、p107 の活性型フォームが観察された。また、転写因子である E2F1、E2F3 タンパク質の量が減少していることが見いだされた。そこで E2F3 をターゲットとしている microRNA である miR-34a の関与を検討したところ、miR-34a の発現量が上昇していることが明らかになり、miR-34a がフラボンによる G1 期停止に一部関与していることが示唆された。これらの結果から、食品成分による生体内 microRNA の調節は可能であると示唆され、microRNA を調節することによる癌の化学予防の実現が充分期待出来る。
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