研究課題
若手研究(B)
本研究では、主にMOZ/MLL 融合遺伝子による白血病発症における内在性のMOZ や役割を中心に解析を行った。その結果、内在性のMOZ はMOZ/MLL 融合遺伝子の標的遺伝子のクロマチンを転写が起きやすい状態に維持することに必須であることを明らかにした。また下流遺伝子としてがん抑制遺伝子INK4A の発現制御に関わっていることを明らかにした。以上の結果から、内在性のMOZは融合遺伝子による標的遺伝子の発現異常が生じ得るようなクロマチン状態を維持することで白血病発症に寄与していることが示唆された。
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10.1182/blood-2011-01-331892