研究課題
若手研究(B)
SGA性低身長患者に対して成長ホルモン(GH)治療を行い、治療後1年間の内分泌代謝・免疫学的指標の変化を検討した。また、治療前患者のデータを基礎疾患のない対照者と比較した。患者群では治療開始1ヶ月後よりIGF1が上昇し、3ヶ月後から身長SDSが改善したため、GHの成長促進効果が確認できた。治療前患者群では対照群よりHbA1cが高かったが、GH治療後の悪化は認めなかった。患者群では治療後LDL-Cは低下し、GHの脂質代謝改善作用を示唆した。同時にアポ蛋白の変化も認めた。患者群では白血球数・好中球数・リンパ球数・リンパ球分画比率で対照群と差があったがGH治療後はそれぞれ対照群に近づく変化を示した。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (7件)
Am J Med Genet A
巻: 161A(1) 号: 1 ページ: 34-37
10.1002/ajmg.a.35657
Pediatrics
巻: 131 号: 1 ページ: e327-e330
10.1542/peds.2012-0030
Clin Endocrinol
巻: 74(5) 号: 5 ページ: 611-7
10.1111/j.1365-2265.2011.03980.x
Pediatr Dermatol
巻: 28(3) 号: 3 ページ: 339-41
10.1111/j.1525-1470.2011.01238.x