研究課題
若手研究(B)
パーキンソン病患者10例で記録された119のSTN単一ニューロンの周波数分析を行い、β帯域のオシレーション活動を呈するニューロン(βN)とオシレーション活動を呈さないニューロン(非オシレーションN)を同定し、両者間でFR、STN内の分布ならびに運動感覚ニューロンの割合を比較した。その結果、FRの中央値はβNで48Hz、非オシレーションNは25HzとβNが有意に高く(p<0.05)、発火頻度モデルと一致する所見であった。両群でSTN内の分布、運動感覚ニューロンの割合に有意差はなかった。したがって、少なくとも単一ニューロンで検出されるβ帯域の活動はSTNの運動領域に特異的でない可能性がある。
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Journal of Neurosurgey
巻: Epub ahead of print ページ: 0008-0008
Neuromodulation
巻: 16 ページ: 51-54