ｍｉＲＮＡによる骨軟部腫瘍の発生・進展における分子制御機構の解明

• 研究課題/領域番号: 23791627
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 整形外科学
• 研究機関: 東京医科歯科大学
• 研究代表者: 木村 文子 東京医科歯科大学, 硬組織疾患ゲノムセンター, 特任助教 (30597232)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2013
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 骨軟部腫瘍

研究概要

稀少癌種である骨軟部腫瘍において、切除組織標本を用いてmiRNAやその他の網羅的発現解析を行った結果、腫瘍化組織と正常組織間で有意に発現の異なるmiRNA、遺伝子は見出せなかった。一方で骨軟部腫瘍細胞株における検討において、既存の癌関連遺伝子の強制発現あるいはノックダウンが増殖、遊走、浸潤に影響することを見出した。この遺伝子による制御が細胞周期関連遺伝子の発現調節を介すること、分化関連遺伝子の転写を調節していることを明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] Runx2 haploinsufficiency ameliorates the development of ossification of the posterior longitudinal ligament (2012)
  • 著者名/発表者名: Iwasaki M, Piao J, Kimura A, Sato S, Inose H, Ochi H, Asou Y, Shinomiya K, Okawa A, Takeda S
  • 雑誌名: PLoS One 巻: 7(8)
• [雑誌論文] タバコによる摂食抑制作用 (2012)
  • 著者名/発表者名: 木村文子,竹田秀
  • 雑誌名: 糖尿病・代謝・内分泌 巻: 34 ページ: 65-69
  • NAID: 40019203842
• [雑誌論文] Runx2 haploinsufficiency ameliorates the development of ossification of the posterior longitudinal ligament. (2012)
  • 著者名/発表者名: Iwasaki M, Piao J, Kimura A, Sato S, Inose H, Ochi H, Asou Y, Shinomiya K, Okawa A, Takeda S.
  • 雑誌名: PLoS One 巻: 7 号: 8 ページ: e43372-e43372
  • DOI: 10.1371/journal.pone.0043372
  • 査読あり
• [雑誌論文] アンチエイジングと骨Anti-aging and Bone (2011)
  • 著者名/発表者名: 木村文子,竹田秀
  • 雑誌名: アンチ・エイジング医学 巻: Vol.7 No.2 ページ: 63-68
• [雑誌論文] アンチエイジングと骨 (2011)
  • 著者名/発表者名: 木村文子, 竹田秀
  • 雑誌名: アンチ・エイジング医学 巻: 7 ページ: 63-68
  • NAID: 40018811644