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下顎骨の老化の特異性平成25年5月23日現在

研究課題

研究課題/領域番号 23792264
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 補綴系歯学
研究機関福岡歯科大学

研究代表者

徳富 健太郎  福岡歯科大学, 歯学部, 助教 (20508981)

研究期間 (年度) 2011 – 2012
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード歯科補綴学一般 / 下顎骨 / 老化
研究概要

本研究では、下顎骨の経時的な変化を生化学的に分析することにより、生理的老化による下顎骨の骨質の変化を全身骨と比較し検証することを目的としている。骨質の評価をするためにI型コラーゲンの量や性質に着目した。コラーゲンの量や性質を検証するために高速液体クロマトグラフィーを用いたアミノ酸分析を行い、6、8、10、14カ月の4タイムポイントでDDYマウスの下顎骨、大腿骨のコラーゲン量、翻訳後修飾であるリシン残基の水酸化量の分析を行った。コラーゲン量については、下顎骨、大腿骨どちらにおいても加齢による有意な変化は認められなかった。しかし、いずれのタイムポイントにおいても、下顎骨で大腿骨より高い値を示した。これは、下顎骨での特異性の一つと考えられるかもしれない。リシン残基の水酸化量は月齢間、下顎骨-大腿骨間で有意な差は認められなかった。この結果より、下顎骨では老化によりコラーゲンの量、リシン残基の水酸化量に変化がないこと、また下顎骨では大腿骨と比較して有意差はないものの低いリシン残基の水酸化、コラーゲンの量の増加の傾向があることが示された。

報告書

(3件)
  • 2012 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2011 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 最新の骨粗鬆症学-骨粗鬆症の最新知見-II.骨の基礎研究骨の基礎 コラーゲン架橋形成

    • 著者名/発表者名
      松浦尚志、徳富健太郎、片渕三千綱、山内三男
    • 雑誌名

      日本臨床

      巻: 71巻、増刊号2 ページ: 94-98

    • 関連する報告書
      2012 研究成果報告書

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公開日: 2011-08-05   更新日: 2019-07-29  

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