研究課題
若手研究(B)
クローン病患者(CD)、潰瘍性大腸炎患者(UC)、および健常人を対象に、アンケート調査と採血を行った。CD、UCともに健常人に比べてセルフエフィカシーが低下し、IL-6、コルチゾールの増加がみられた。CDではCRF、TNF-α、セロトニンの増加もみられた。人格特性の測定では、CD、UCともに自分の感情を表現できず劣等感を持ちやすい傾向があった。CDでは理性的な傾向もみられた。以上から、神経・内分泌・免疫系に歪みが生じ、ストレス対処に困難が生じている可能性が示唆された。介入効果については実施まで至らなかったが、アサーショントレーニングや、認知の偏り是正といった認知行動療法が効果的と思われる。
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