研究課題/領域番号 |
23860075
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
リサイクル工学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
畑山 博樹 独立行政法人産業技術総合研究所, 安全科学研究部門, 研究員 (30612733)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 持続可能な社会 / 資源循環 / 環境システム / 産業エコロジー / 持続可能性 / 可採年数 / 都市鉱山 / リサイクル / マテリアルフロー分析 |
研究概要 |
本研究では、金属の天然資源と再生資源の利用可能性を包括的に評価する手法を開発することで、金属資源の持続的な利用を検討する新たな枠組みの提案をおこなった。本研究によって、持続可能な資源利用に向けた様々な方策について、その有効性を定量的に示すことが可能となった。また、開発した手法を用いて、主要 7 金属を対象として、2000 年時点における主要金属の利用可能性を評価した。その結果、可採年数が同程度に短い銅、鉛、亜鉛、銀といった金属の中では、リサイクル促進によって持続性の向上の効果が大きく得られるのは鉛であることが明らかなった。本研究で提案した枠組みを動的に展開することで、それぞれの金属の持続的な利用に必要となる技術開発の対象や時期を推定し、長期的な資源利用戦略を検討することが可能である。
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