研究課題/領域番号 |
23K09988
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 姫路獨協大学 |
研究代表者 |
山田 隆子 姫路獨協大学, 看護学部, 准教授 (60382363)
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研究分担者 |
高木 章乃夫 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (80359885)
麻生 浩司 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 講師 (90779216)
岡田 ゆみ 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 教授 (70364099)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | アルコール性肝障害 / Gamification / 断酒 / 看護 / 健康行動 |
研究開始時の研究の概要 |
令和3年度までアルコール性肝不全患者で肝移植を行った研究で断酒に至った患者は,闘病中に《飲まないことに価値を見出す》《自分に対する周囲の思いに応えようと移植を決意する》と「態度・信念の変容」があったことが明らかになった。アルコール性肝障害患者に同様の「態度・信念の変容」があるかを明らかにし,Gamificationの6つの要素を軸にしたtoolを開発することを目指す。「態度・信念の変容」があった後に,断酒に向かう内的動機づけを意図としたtoolを開発することで,今後の看護現場における支援への示唆となると考える。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は,アルコール性肝障害(ALD:Alcoholic Liver Disease)患者40名を対象に,質問紙調査(2種)とインタビュー調査を行い,断酒などの健康行動継続可能群と困難群で,日常生活の健康行動の実態を比較検討し,断酒等の健康行動が困難である理由を見出し,看護支援による解決法を見出すことである。Gamificationの定義(ゲームメカニクスおよび体験デザインを駆使し,人々が自身の目標を達成できるよう,デジタル技術を利用してやる気にさせ,動機づけること)を用い、肝不全に至らぬような断酒支援がALD患者へ提供できる新規的な介入であるGame toolへの示唆を得ることを研究の目的とした。研究実施施設の倫理審査の承認を得ているが、COVID-19感染対策の影響があり、データ収集が進んでいないが、研究実施施設の環境が整い次第、データ収集が実施できる準備は整っている。また、Game開発を同時に進めるべく、研究協力者と打ち合わせを行っている状況である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVID-19感染対策の影響があり研究実施施設への出入り制限があった。その結果、患者とコンタクトを取ることが難しく、データ収集が進んでいない。研究実施施設の環境が整い次第、データ収集が実施できる準備は整っている。研究期間中に研究活動を遅滞なく進めるため、Game開発を当初の予定より早く開始した。
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今後の研究の推進方策 |
研究実施施設の倫理審査の承認を得ているが、当該施設のCOVID-19感染対策の影響で患者とのコンタクトが難しい状況であったため、データ収集が進んでいない。今年度は感染対策が緩和される見込みである。研究実施施設の環境が整い次第、データ収集が実施できる準備は整っている。また、Game開発を同時に進めるべく、研究協力者と打ち合わせを行っている状況である。
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