研究課題/領域番号 |
23K13528
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分25020:安全工学関連
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研究機関 | 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所 |
研究代表者 |
遠藤 雄大 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所, 電気安全研究グループ, 主任研究員 (80778324)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 静電気 / 絶縁体 / 放電 / 着火 / 火災 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、絶縁体間で発生する静電気放電の発生メカニズムおよび着火危険性を調査する。この種の静電気放電の存在は一部では知られているが、その発生メカニズムや着火危険性については国内外でほとんど研究されておらず、これを対象とする火災防止のための安全指針もない。その一方で、化学工場等の現場では、各種工程においてこの種の放電が生じる可能性があり、そこに存在する可燃性ガスや液体蒸気の着火による火災・爆発事故について危機感が持たれている状況にある。そこで本研究では、コロナ放電による強制帯電により、2つの絶縁体間で放電を起こし、この種の静電気放電の発生メカニズムおよび、着火危険性を実験により解明する。
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研究実績の概要 |
1年目(令和5年度)は、放電電荷量測定実験の環境整備および、放電電荷量測定の予備実験(PTFEを対象)を行った。放電電荷量の測定においては、再現性良く測定可能であることが確認された。次年度より、様々な条件(帯電電位、PTFE以外の材料)を対象に、本格的な測定を開始する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
令和5年度は、予定外の業務(他研究課題等)に多くのエフォートを割かれてしまい、本研究課題を計画通りに進めることができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
令和6年度は、本研究課題に多くのエフォートを割くことができるため、令和5年度実施分についても取組み、当初の計画通りに研究を進めたい。
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