研究課題/領域番号 |
23KK0054
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(海外連携研究)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分14:プラズマ学およびその関連分野
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研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
田村 直樹 核融合科学研究所, 研究部, 准教授 (80390631)
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研究分担者 |
西澤 敬之 九州大学, 応用力学研究所, 助教 (00955007)
小林 達哉 核融合科学研究所, 研究部, 准教授 (30733703)
徳沢 季彦 核融合科学研究所, 研究部, 准教授 (90311208)
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研究期間 (年度) |
2023-09-08 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
21,060千円 (直接経費: 16,200千円、間接経費: 4,860千円)
2027年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2025年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2024年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | TESPEL / 不純物ガスパフ / 乱流輸送 / 不純物効果 |
研究開始時の研究の概要 |
高温プラズマで観測されている不純物導入によるプラズマ閉じ込め改善は乱流輸送が低減したためと考えられているが、その低減における不純物自体の役割に関しては理論等でその効果が指摘されつつも実験的には不明のままである。核融合炉実現には不純物量の最適化が必須であるため、不純物が乱流輸送に与える影響の定量的解明が喫緊の課題である。 本研究では、導入できる不純物の種類、量及び位置の精密な制御が世界で唯一可能なTESPELを乱流輸送が支配的なプラズマが生成できるドイツの環状磁場閉じ込め高温プラズマ実験装置W7-Xに適用し、磁場閉じ込め高温プラズマ中の乱流輸送に及ぼす不純物の影響を定量的に解明することを目指す。
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研究実績の概要 |
本研究課題では、導入できる不純物の種類、量及び位置の精密な制御が世界で唯一可能なTESPELを乱流輸送が支配的なプラズマが生成できるドイツの環状磁場閉じ込め高温プラズマ実験装置Wendelstein 7-X(W7-X)に適用し、磁場閉じ込め高温プラズマ中の乱流輸送に及ぼす不純物の影響を定量的に解明することを目指している。 W7-Xにおける次回プラズマ科学実験は、2024年9月頃から実施予定であり、そのための実験提案の募集が2024年2月に行われた。これに合わせる形でW7-Xを運用しているマックスプランク・プラズマ物理研究所を2024年1月から2月に訪問し、入念な打合せを実施した後、本研究課題に関する実験提案を行った。また、実験で使用する計測機器の準備についても打合せを行い、実験実施までの工程を確認した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2023年度は予定どおり、本研究課題のために実施予定の実験準備のために、日本側研究者の内、研究代表者を含む2名が先方を訪問した。
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今後の研究の推進方策 |
Wendelstein 7-Xにおける次回プラズマ科学実験は、元々2024年2月頃からの予定であったが、2024年9月頃からに延期となった。いずれにせよ、2024年度から、現地で実験を実施するなど、本格的に本研究課題を進める予定である。
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