研究課題/領域番号 |
24229006
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
山村 隆 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所免疫研究部, 部長 (90231670)
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研究分担者 |
三宅 幸子 順天堂大学, 医学部免疫学講座, 教授 (50266045)
服部 正平 早稲田大学, 理工学術院先進理工学研究科, 教授 (70175537)
森田 英利 岡山大学, 大学院環境生命科学研究科, 教授 (70257294)
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研究期間 (年度) |
2012-05-31 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
146,120千円 (直接経費: 112,400千円、間接経費: 33,720千円)
2015年度: 29,510千円 (直接経費: 22,700千円、間接経費: 6,810千円)
2014年度: 36,010千円 (直接経費: 27,700千円、間接経費: 8,310千円)
2013年度: 37,180千円 (直接経費: 28,600千円、間接経費: 8,580千円)
2012年度: 43,420千円 (直接経費: 33,400千円、間接経費: 10,020千円)
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キーワード | 脳神経疾患 / 細菌 / ゲノム / 免疫学 / トランスレーショナルリサーチ / 多発性硬化症 / 腸内細菌叢 / 制御性細胞 / メタジェノム解析 |
研究成果の概要 |
多発性硬化症(multiple scleorosis: MS)は、近年増加傾向が著しい中枢神経系の自己免疫疾患である。本研究では、MS増加の要因として、生活習慣の欧米化、腸内細菌叢変化、腸管免疫の変調が関与する可能性を検証した。嫌気性細菌の多い腸内細菌叢を、ゲノム科学的手法で解析し、MS患者における細菌叢構成の偏倚(dysbiosis)を確認した。短鎖脂肪酸を生成するクロストリジウム菌のMS糞便での減少は、MS発症との関連を示唆した。今回新たに発見したCD4陽性上皮内リンパ球(regulatory IEL)は、腸内細菌の影響を強く受け、同細胞の研究はMS予防法の開発において重要である。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A-
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評価記号 |
評価結果 (区分)
B: 当初目標に対して研究が遅れており、今後一層の努力が必要である
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