研究課題/領域番号 |
24240109
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
|
研究機関 | 国立研究開発法人 森林総合研究所 |
研究代表者 |
能城 修一 国立研究開発法人 森林総合研究所, 木材特性研究領域, チーム長 (30343792)
|
研究分担者 |
工藤 雄一郎 国立歴史民俗博物館, 研究部, 准教授 (30456636)
鈴木 三男 東北大学, 学術資源情報公開センター, 協力研究員 (80111483)
佐々木 由香 明治大学, 研究・知財戦略機構, 研究推進員(客員研究員) (70642057)
吉田 邦夫 東京大学, 総合研究博物館, 特招研究員 (10272527)
南木 睦彦 流通科学大学, 商学部, 教授 (80209824)
網谷 克彦 敦賀短期大学, 地球総合科学科, 教授 (60249175)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
39,260千円 (直接経費: 30,200千円、間接経費: 9,060千円)
2014年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2013年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2012年度: 19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円)
|
キーワード | 縄文時代 / 植物利用 / 資源管理 / 森林資源利用 / 加工技術 / クリ / ウルシ / 植物資源 / 外来植物 / 産地同定 |
研究成果の概要 |
縄文時代早期後葉には本州中部でクリが多産してウルシが伴い精巧な木製品が製作され,森林資源管理が成立した。しかし土木材へのクリの多用や漆器の製作はまだ把握できておらず,森林資源管理の詳細は不明である。西日本では多数の編組製品が素材を吟味して製作され,集落の周辺での森林資源管理が想定された。西日本で利用されたイチイガシは,縄文時代前期ごろに瀬戸内海沿岸部に広がって照葉樹林を形成した。草創期から早期の植物資源管理が把握しにくいのは,当時の人々の生活の場であった沿岸部が海進によって水没しているためと考えられた。
|