研究課題/領域番号 |
24244046
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小宮山 進 東京大学, 総合文化研究科, 特任研究員 (00153677)
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連携研究者 |
生嶋 健司 東京農工大学, 大学院工学研究院, 准教授 (20334302)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
30,030千円 (直接経費: 23,100千円、間接経費: 6,930千円)
2014年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2012年度: 14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円)
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キーワード | 熱励起エバネセント波 / 近接場テラヘルツ波 / 表面フォノンポラリトン / 超高感度赤外光検出器 / 近接場光学 / 近接場テラヘルツ光 / 散乱型近接場光学 / グラフェン / ディラック電子 / 超高感度赤外光検出 |
研究成果の概要 |
あらゆる物質の表面には、電子やイオンの熱揺らぎによるエバネセント(電磁)波が存在するが、従来、技術的困難により実験研究はほとんど無かった。本研究では、超高感度検出器(CSIP)を近接場顕微鏡に組み込んで可視化を初めて実現し、物質の研究に応用すると共に更なる装置開発を進めた。 極性結晶では、表面フォノンポラリトンの重要性と共に、金属深針と物質表面との結合の重要性を明らかにし、また、電流存在下の金属細線ではナノサーモメトリ―を実証した。3次元トポロジカル絶縁体(Bi2Se3)と多層グラフェンの予備的測定でエバネセント波の存在を確認し、低温度での実験を可能とすべく、より高感度のCSIPを開発した。
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