研究課題/領域番号 |
24300254
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
飯田 薫子 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 准教授 (50375458)
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研究分担者 |
近藤 和雄 東洋大学, 食環境学部, 教授 (30153711)
鈴木 恵美子 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (80154524)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2014年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2013年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2012年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | 骨格筋 / 食品因子 / 肥満 / ミトコンドリア / エネルギー代謝 / 慢性炎症 / 脂質代謝 / 大豆イソフラボン / 栄養代謝 / 転写因子 / 遺伝子発現 / 炎症反応 / 低糖質食 / 骨格筋細胞 |
研究成果の概要 |
本研究では肥満における骨格筋の代謝改善に働きかけるような食品・栄養因子について検討を行い、以下を明らかとした。まず筋ミトコンドリア増生を促す食品因子の探索を行った。その結果、大豆ソフラボンの一種Daidzeinが筋細胞のミトコンドリア量を増加させ電子伝達系に関わる遺伝子の発現を増強させること、その制御メカニズムにNRFなどの転写因子が関わることを明らかとした。またDaidzeinは、転写因子PPARαやγの活性化を通じて肥満における慢性炎症を改善する可能性を見いだした。さらに低糖高脂肪食摂取における筋の代謝変化について検討し、筋組織において様々な代謝関連遺伝子の発現が変動することを見いだした。
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