研究課題/領域番号 |
24310023
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
奥平 敬元 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 准教授 (20295679)
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研究分担者 |
井上 淳 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 講師 (90514456)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 越境汚染評価 / 国際情報交換 / 環境分析 / 環境変動 / 地球化学 / 越境汚染 |
研究成果の概要 |
日本,中国,韓国,台湾を含む東アジア地域から採集された堆積物試料中の球状炭化粒子(SCPs)の分析・解析結果から,以下の結論を得た.(1)東アジア地域において,SCPsの表面化学組成を用いてその排出国を推定することができる.(2)SCPsの輸送距離はその粒径によって大きく異なり,10 umより粗粒なものは排出源の近傍10km程度に限られるのに対して,それ以下のものは数百km以上にもおよぶことがある.(3)日本海の離島は日本や韓国に比較的近いにもかかわらず,中国由来のSCPsが全体の約半数を占め,中国からの越境汚染が示唆された.
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