研究課題/領域番号 |
24330207
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
長谷川 壽一 (長谷川 寿一) 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (30172894)
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研究協力者 |
明地 洋典 東京大学, 総合文化研究科, 学術研究員 (50723368)
菊池 由葵子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (90600700)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
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キーワード | 自閉症 / 顔認知 / 実験心理学 / 自閉症スペクトラム / 社会的認知 / 顔処理 / 視線追従 / 模倣 |
研究成果の概要 |
自閉症者の抱える社会的コミュニケーション上の困難を実験的に捉え、療育に繋がる基礎データを提出することを目指した。研究の結果、定型発達者がアイコンタクトへ気づきやすく、顔でない物であってもその物の「顔らしさ」へ注意を向けると顔処理に関連する大脳皮質の反応(事象関連電位)が促進されるのに対し、自閉症者ではそれらの効果が見られないことがわかった。しかし、実際場面では自閉症者も他者の視線を追い、また、アイコンタクトを確立することで、模倣(まね)が促進されることが明らかになった。
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